廃墟の中を、風が吹き抜けてゆく。
踏みつけられた瓦礫が小さく音を立てた。
歩き疲れたその足で、ただ、歩き続ける。
瞳に映るものはただ荒れ果てた世界。
夢であったなら。全てが夢であったなら。
どれほど願おうと、目の前にあるものはただ途方も無い現実。
行く当てもなく。行く先も知らず。
世界はただ、そこにあった。


シン・アスカ研究所は閉所いたしました。
ご愛顧ありがとうございました。